生徒とともに走る
<塾コース>
【2月7日の監督ブログより】
朝から私大の合格報告メール。念願の大学を決めてさぞ喜んでいることだろう。
一方国公立はこれからだ。
「監督を信じて、残り1ヶ月できる限り頑張ります。よろしくおねがいします。」と深夜にメール。
「ここまで真剣に力をつけようとしてくださる指導者は初めてです。」と言い切った生徒。
教室の机にメモが置いてあって
「いろいろお世話になりました。勉強だけでなくいやそれ以上にいろんなことがとっても勉強になりました。本当にありがとうございました。未だ頑張っている同級生をよろしくおねがいします。それと絶対私の子供を将来作文コースにいれますから監督それまで元気でがんばってくださいよ。それからみんなとおったら食事に連れてってください!」とあった。
国公立2次が終わると程なく生徒とのお別れがやってくる。
短い生徒で1カ月 長い生徒だと10年。彼らとの出会いに深い感動を覚える。
ある母親が
「受験を通じて真剣にやるという貴重な時間を監督のもとなら息子が体感できる。それがこの子の財産になると信じてレインボーに預けました。」と言って下さった。この生徒は無事第一希望の名門に入った。東京でのサラリーマン時代、およそ想像もしなかった日々を今生きている。お金をいただいているのだから合格させたり、点数を上げることは当然だろうけれど、それを超えて生徒達との絆に限りない満足感を覚える。営業部門の予算必達のそれとは違うほのぼのとした深い何かだ。
共通点はある。それは部下の営業マン達や受験を目指す生徒達との人間関係だ。時にめちゃくちゃ叱って、めちゃくちゃ褒めて、彼らの成長に感動して、そしてやりきった部下達(生徒達)を目の当たりにしてまるで自分のことのように興奮を覚えて・・・
彼らの一言が忘れられず「ああ、こいつここまで真剣なんだ・・」とぐっときたこともあった。営業成績でうちひしがれ、JR浜松町の「駅の階段が今夜は不安です」とまで言った部下、「俺こんな低い大学しか受からないなら、お金を借りて大学に行かせてくれる母に申し訳ない」としばらく下を向いて顔を上げれなかった生徒、きれいな目をしているなあと思った瞬間、自分の不甲斐なさのせいだろうか大粒の涙が返した小論文の上にポタポタ落ちた女生徒・・彼らはギリギリのところで踏ん張り抜いて笑顔を迎える日を取り戻した。そういう部下や生徒達の真剣さをそばで見るたびにこっちのいい加減さを恥じることもあった。
これからも生徒達と一緒に走り続けよう。
まさに天職だから!
監督