春先に大切!悪い塾の見分け方
<塾コース>
巷にあふれている悪い塾とは?
「誰でもなんでも入会させる。」
これは一つの悪い塾の証!
塾は自分たちがどういう指導力(実績)やノウハウを持っていて、目の前に相談にきている子供にそれが適合するかどうかをまず第一義に検討すべきだ。
その分析を何より最初に実行するために、レインボーではカウンセリングを行っている。中学生以下は100%親に同席してもらう。高校生はケースバイケースだが親が来なければ別途分析結果や問題点を伝えている。レインボーがその子供のために何ができるかを最初にしっかり共通認識を持ってもらわないといけないから。
カウンセリング中に親子がもめてしまったり、子供が泣き出したりといろいろあった。
いい話もある。高3男子の母親が「サッカーばっかりやってきて、こんな成績ですけれどこの子はやればきっとできると私は信じています。」としみじみ言った。最初の授業の日、子供に「おい、お母さんがカウンセリングのとき何と言ったかお前おぼえているかい?」と聞いたら、「はい。おれのこと信じているといってくれました。」と応えた。母親が言ったとおり見事にやりきって劇的に成績を上げ進学を果たした。さらに伸びるから浪人をして国立を薦めたが「早く教師になりたいです。」と未来に向かった。
塾を選ぶときの大切なこと、それは困っているあなたの子供の問題をその塾がどこまで把握してスタートを切ろうとしているかを見分けることだ。それは言い換えれば入塾を断られることもあるということだ。状況によってはそういう塾はまともだということかな。
ある日、監督の自宅に家庭教師が勧誘の電話をよこした。丁寧に応対して好きなだけその売込みの電話を聞いてあげた。以下は脚色無しの実際の会話だ!
「5教科、どの科目もどういうレベルでも対応可能です。どこの高校を希望ですか。どこでもいかせますよ。」といった。
監督は驚いて聞き返した。
「5教科を何人でおしえていただけるのですか?」
「私一人でやります。そのかわり回数は多くなります。」
「あなた一人で理科も数学も英語もできるのですか?」
「はい。」
「すごい!ご専門は?どこの大学を出ておられますか?」
「・・・・」
突然詰まって大学名さえ言えないので質問を変えた。
「学部は何ですか?」
「文学部です。」
「すみません。うちはアメリカに留学させるつもりなのですがそういう生徒も指導できますか?」
「・・・・・」
「そういうのはちょっと・・・失礼します」
ガチャン ツー・ツー・ツー
これも悪い塾と同じことで、子供の分析をしないことには「いい話」をしてはいけない。「明るい未来」を語ってはいけない。なぜ語るのか???? それは生徒が欲しいからだ!
監督